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諏倭の国再建物語設定

【場所設定】

諏倭領地:
日本国の水を統べる龍神が住まう土地。連峰の麓に位置する平野の一部。水脈の作る磁場に引き寄せられ強力な魔物がいる。

領主館:
忍者が魔術師と共に諏倭に戻った時に再建した黒ファイの館。結界の中心。庭は忍軍の鍛錬の場。庭には知世から寄贈された桜の木があり、そのうち一本は神木を分け木したもの。
庭に面した祷場、茶室がある。縁側では基本、夫婦がいちゃついている。

星の湖・月の河:
星の湖は諏倭の領地の近くにある湖。流星が落ちる場所。緑色の髪の妖精が住んでいる。
星の湖の近くを流れる月の河は海へと注ぎ、上流である天龍川には九つの支流がありそれぞれに龍神が住まう。支流の一つが諏倭の領地内を流れている。

虹の端っこ:
星の湖の畔にある広場。湖の周囲は白樺や紅葉が群生していて此処から見渡す紅葉は絶景。逢引スポット。

裏山:
諏倭の領地が見渡せる領主館の裏山。元諏倭の民を祀ってある。山菜が良く採れる。

【人物設定】

領主:
元諏倭の若君で元日本国最強の忍者。過去に無益な殺生を繰り返していたため君主に追放され異世界を旅するはめに。当時は願う気持ちも祈る言葉も捨てていたため超現実主義者になった。旅の仲間との出会いで本当の強さを知ったのち、君主の力添えを得て一度滅びた故郷諏倭を再建する。
愛するものを守り抜くことが信条。愛を教えてくれた諏倭姫を幸せにするという約束が最優先事項。代々諏倭領主に受け継がれてきた名刀『銀竜』を持つ。育ちの良さから礼儀作法に意外とうるさい。字はきれい。風呂好き。自分にも人にも厳しいブレない男。領民にとって頼れる領主であるが、根っこの部分では永遠の若造。心根はやさしい照れ屋さん。一切後悔しない。滅多に謝らない。怒りっぽいが、判断は沈着・冷静。危機管理能力は高いが、想定外のできごとには動揺してたまにうっかりする。


諏倭姫:
亡国ヴァレリアの皇子として生まれた元セレス国最高位の魔術師。強大な魔力のため運命に翻弄され罪の意識に囚われて長い時間を影見として過ごす。償いの旅で忍者に出会い望まれて共に生きることを選ぶ。後に諏倭領主となった忍者と結婚して巫女となり愛の結界で領地を守る。領主と諏倭の民に愛され、自分を責める癖は克服した。領主の手綱を握っている。神とみまごうほどに美しく領民に分け隔てなくやさしい。動植物にもやさしい。ひたすら尽すタイプでよく気がつく。本来人好きなので人寄せが好きだがその際にはあまり食べ物を口にしない。季節の料理や風景画が得意。和装の着付けは苦手。気まぐれでメランコリックな一面があり、落ち込みやすい。読み書きの上達については意欲を見せない。国王に仕えていた経験から社会派の発言が多い。頑固であきらめが悪い。嫉妬深い。開き直ると強くて男前。

譲刃:
草薙の妻。結界を守り魔物と戦っていたが、子供を授かってからは寺子屋で諏倭の子供たちの面倒を見ている。天真爛漫で明るく、やっぱり犬が好き。諏倭姫と甘味を食べながら縁側でおしゃべりするのも好き。

草薙:
冷静沈着な忍軍の頭領。譲刃との結婚を認められず駆け落ちして諏倭に来たのも一途な性格ゆえ。
さまざまな面で領主夫妻を助ける頼れる男。涙もろい人情家。
笙悟の事をお調子者だと思っている。

正義:
元諏倭の領民で苦労人。努力家で誠実。領主と幼馴染で互いに心許せる仲。

笙悟:
元盗賊団のリーダー。流れものだったが、領主に助けられてから盗賊団一行ともども諏倭で暮らす事に決める。天命で神酒『銀竜』を造る。親分肌で仕切屋。領主を飲み友達と思っている節があるが、心底では恩義を忘れていない。                     
農夫団:
元盗賊団。総勢30名。皆一様にノリやすい。笙悟を慕い、領主を恐れる。諏倭姫が頼り。
彼らのおかげで諏倭の男女比は10:1。諏倭姫は彼らと諏倭の未来のための一手を思案中。

例のあの人たち(龍・華・扇):
領主・諏倭姫を贔屓目に領民を見守る存在。拠点は領主館の裏山にあるお墓。老婆心から領主に対しておせっかいになりがち。

次元の魔女:
別の世界から優しく腹黒く諏倭を見守る。

知世:
3か月に一度位の割合で領主に冷やかしの手紙と諏倭姫の衣装を贈ってくれる。領主との絆は深い。




ありがとうございました。

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